2011年より黄金町ミニレジデンスにオープンしたギャラリー「mujikobo」代表メンバーであり、黄金町芸術学校での写真教室も担当する写真作家の倉谷拓朴さんです。 2013.04
_まず、倉谷さんはどんな活動を行っているか教えてください。
倉谷:肩書きで言うと写真作家です。俗にいうカメラマンではなくて、写真というメディアの可能性を模索しながら作家活動をしています。自分でシャッターを押したものだけが写真作品であるとは考えていません。
_黄金町に活動拠点(ギャラリー)を構えた理由と、実際に構えた感想は。
倉谷:特に作品を制作するための100%のお膳立てがあるわけではないけれど、何かできそうな気がするというところと、自分が育った大阪の街に街の雰囲気が似ているところです。
活動を開始して、ギャラリーとしてやっていくのはきびしいなと思いますが、実験スペースとしては機能しています。
_黄金町で活動することで、影響を受けていると思うことがあれば教えてください。
倉谷:なぜか黄金町は少しゆったりとした時間が流れているような気がしています。
フォトジェニックな場所も多いので、生活の一コマ一コマが写真に見えてきます。
_みなさんに伝えたいことがあればお願いします。
倉谷:5月から、黄金町芸術学校実技コース「黄金町写真教室(中級)」がスタートします。写真を撮る力、まとめる力を養う講座になっています。また、9月からは「黄金町写真教室 上級」も控えておりますのでそちらもよろしくお願いします。