椎橋良太+岩永かおる|Ryota Shiibashi + Kaoru Iwanaga
岩永かおる《River》Bank ART Residence2016/Bank ART studio(横浜)
"死"や"生"をテーマとしたコラージュ作品を主に制作する椎橋良太と、形態の変容と空間への拡散を意識した絵画作品を制作する岩永かおるによる作品展。写真や絵具をメディウムに独自の手法によって織り成される作品世界が、元特殊飲食店という特異な建物の中に拡散、集積し、色彩と形態が入り交る独自の空間を創り上げる。
プロフィール
椎橋良太
2004年文星芸術大学美術学部彫刻専攻卒業、2006-7年四谷アートステュディウム在籍。人はいかにして生き、死に、そして生む(生まれる)のか。現代社会を生きるうえで直面する様々な問題と対峙しながら、いま、この場所で自分はどのように振る舞い、そして生きるか。日々の模索の結果として生まれる表現物(立体、平面、インスタレーションなど)を制作している。
岩永かおる
2010年東北芸術工科大学芸術学部美術科洋画コース卒業。平面作品を中心にスナック形式の展覧会やイベントを企画する。2012年横浜市内にある巨大シェアスタジオ「ハンマーヘッドスタジオ」にて2年間制作する。
近年は、鑑賞していくうちに形が変化し空間へ広がっていく絵画を目指し制作している。
ドローイングを描いていくなかで形成し発見した形と余白に着目し使用している半透明の布地は、透けている余白の部分は壁や空間へと広がっていくための画面の要素となり、共鳴する作品を目指している。
▶黄金ミニレジデンスで展示