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「時の輪郭を漂う」インタビュー

「時の輪郭を漂う」は、アーティスト・金子未弥とともに、横浜に残る古い地図『横浜実測図』を手がかりにしながら、大岡川周辺の過去と未来を想像するプロジェクトです。140年という時間は、一人の人間には乗り越えることが出来ません。本プロジェクトでは、横浜を描いた地図の時間軸を足がかりにして140年という時間の単位について想像します。

古い地図に描かれている時代の都市に暮らしていた人々は、どのような風景を眺めていたのでしょうか。また、未来を生きる人々は何を考え、どんな環境の中で生きているのでしょうか。

新型コロナウイルス拡大防止の観点から本プロジェクトの公開イベントは中止となりましたが、大岡川と街の歴史を知るために実施したインタビューを公開いたします。

インタビューは、アーティスト金子未弥によって、『横浜実測図』の制作者を研究している武田周一郎さんと、大岡川近隣で代々商売をしていた谷口安利さんに行いました。それぞれの視点で語られる話に耳を傾けることで、過去や未来に想像を巡らし、普段とは違う視点で街を見つめるきっかけになるでしょう。ぜひご覧ください。

武田周一郎(たけだ・しゅういちろう)
神奈川県立歴史博物館学芸員(現代史担当)。歴史地理学を専攻し、横浜実測図を作った岩橋教章と、その息子の岩橋章山といった地図印刷技術者の動向などについて調査している。

谷口安利(たにぐち・やすとし)
明治の末期に横浜市・初音町で創業した谷口商店の4代目。谷口商店は、この地で落花生や豆菓子の専門店として約100年にわたって変わらすに事業を営んできた。初黄・日ノ出町環境浄化推進協議会の3代目会長を2019年5月まで務め、その後も地域を見守っている。

令和3年度「中区のまち・川の魅力再発見」時の輪郭を漂う ※実施中止
主催|横浜市中区役所
運営|黄金町エリアマネジメントセンター

黄金町エリアマネジメントセンター

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