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2023/02/06(月)Artist’s Network FUKUOKA 2023 [第一部] IAFの時代Artist’s Network FUKUOKA 2023 [Part I] The Era of IAF

1978年、福岡市中央区薬院に「IAF芸術研究室」というスペースがオープンしました。
そこに若いアーティストとアーティストになりたい人たちが集まって来るようになり、やがて、この場所を拠点に多くの出来事が動き始めました。数十年経った今も、福岡にその流れが残っているように見えることがあります。
当時の若いアーティストたちと、アーティストになりたかった人たちは、その後、生きるための苦難を経験しながら、次第にそれぞれのアーティストとしての姿を明らかにしてきました。
そのうちのごく一部の方たちに限られますが、この機会に、ご紹介したいと思います。

(ディレクター:山野真悟)

開催概要

Artist’s Network FUKUOKA2023 [第一部] IAFの時代
会期|2023年 2月10日(金)〜3月5日(日)
時間|13:30〜19:00
会場|高架下スタジオsite-Aギャラリー、ハツネウイングA
休場日| 2月13日(月)、2月20日(月)、2月27日(月)
主催|特定非営利活動法人黄金町エリアマネジメントセンター
※入場無料

参加アーティスト

『ハローハローひろしま』2019年(広島市現代美術館)

オーギカナエ
Ohgi Kanae

1963        佐賀県唐津市生まれ、福岡県久留米市在住。
1984      武蔵野美術大学短期大学部美術科油絵専攻卒業後、東京を中心に大型インスタレーションを制作発表する。拠点を東京から福岡に移し、パブリックアートや食を使ったワークショップなどを多く手掛ける。
明治から昭和初期に活躍した茶人で数寄屋造り建築家の曾祖伯父、仰木魯堂、木工芸家の曽祖叔父、仰木政斎に因んだイエロースマイルの移動式茶室をOpen Art2017(スウェーデン・オレブロ市)発表。以降金沢、中国重慶、広島、長崎県壱岐・対馬、地元福岡市や久留米市などで「MST(モバイルスマイルティールーム)」としてスマイルの旅プロジェクトを行なっている。その他の活動として牛嶋均とのユニット「yappotuka(ヤポッカ)」や、家族アートコレクティブ、「ウシジマケ」などがある。

『rupakaya-色身-』2021(福岡)

草野貴世
Kusano Kiyo

1988 多摩美術大学卒業
1990 ロンドン大学スレード校卒業
個展
1995 10.MAR.1945 B29S OVER TOKYO(坂﨑隆一と共同制作 佐賀町エキジビットスペース/東京)
1995 Somed device of darkness (ギャラリーQ/東京)
2018 裏返り続ける…(Operation Table/福岡)
2021 rupakaya-色身-(Operation Table/福岡)
2021 紺屋の明後日(福岡)
グループ展
1994 ミュージアム シティ 天神ʼ94 (福岡)
1996 美術の内がわ・外がわ(板橋区立美術館/東京)
1997 VOCA97(上野の森美術館/東京)
1997 DREAM OF EXISTENCE(Kiscell Museum/ブダペスト)
2003 福・北 美術往来(福岡市美術館、北九州市立美術館/福岡)

『僕は描く!』 2017 油彩 

和田千秋
Wada Chiaki

1957      大分県大分市生まれ
1982      九州産業大学芸術学部美術学科卒業
1987      長男が脳に障碍を負って生まれる
1987      長男の機能訓練に専念するため、作品の制作・発表を中断
1992      「障碍の美術」シリーズで制作を再開
現在、福岡市在住

《浮力発生装置》 2022
(ギャラリーエウレカ/福岡)

牛嶋 均
Ushijima Hitoshi


1963年福岡県久留米市生まれ。久留米市在住。美術家。九州造形短期大学卒業後、身体パフォーマーとしてヨーロッパ・アメリカ等で活動。帰国後、家業の遊具製作業を手伝いながら、遊具を素材にした作品作りを開始する。(現在は代表を務める) 福岡トリエンナーレ、金沢アートプラットホームなど企画展参加多数。金沢21世紀美術館、霧島アートの森、福岡アジア美術館などに作品収蔵。

《裏を返せば》2019
(坂本善三美術館/熊本)

坂﨑隆一
Sakazaki Ryuichi


1967      熊本市生まれ
1990      USIA(米国広報文化交流局)の招聘プログラムで渡米
2005      「長い長い箸のはなし」(福岡県立美術館/福岡)
2016      DO NOT ENTER (ギャラリーroom38/高知)
2000      佐賀町2000『ドキュメント佐賀町・定点観測1983-2000』(佐賀町エキジビット・スペース/東京)
2014      釜山ビエンナーレ2014 アジアン・キュレトリアル(kiswire
warehouse/釜山)
2015      あること(福岡県立美術館/福岡)
2016      歴史する! Doing history! (福岡市美術館/福岡)
2019      障碍の茶室Ⅵ(太宰府天満宮/福岡)
2019      裏を返せば(坂本善三美術館/熊本)

特別プログラム

安部泰輔ワークショッ

日時|2023年 2月10日(金)〜3月26日(日)
10:00〜19:00 ※月曜休
会場|ステップ・スリー(中区日ノ出町2-158)
参加費|1000円 
定員|1日10名まで




*参加者の方が描いた絵を安部泰輔さんが古着を使ってヌイグルミにします。
*絵はステップ・スリーで描いていただきますので、事前に描いてきた絵の持ち込みはご遠慮いただきます。
*制作したヌイグルミと絵は、展覧会最終日か展覧会終了後に取りに来ていただきます。

《ふしぎの森の美術館》  2010 (広島市現代美術館)
瓶入りジュース、瓶入り醤油、瓶入りノンアルコールワイン、空き瓶、 綿糸、染色糸

安部泰輔
Abe Taisuke


1974年生。大分在住。
古着やハギレを使って小さな立体(ヌイグルミ)を制作し、そのプロセスも含めて作品とする観客参加型のインスタレーションを、日本各地で展開。
会期中毎日、会場にてひたすら作り続けるという独自の制作スタイルで、全国各地の美術館やアートフェスティバルなど参加・交流型のアートプロジェクトに参加。展覧会時には各地を移動する生活だが、地元・大分での暮らしを続けることで、移りゆく状況を俯瞰しつつ制作することを試みている。
主な展覧会/群馬県立館林美術館・企画展「たてびレポート」(2021)、金沢21世紀美術館・開館15周年記念「現在地:未来の地図を描くために」(2019)、ヨコハマトリエンナーレ(2011,2005)他

黄金町エリアマネジメントセンターでは、新型コロナウイルス感染症予防対策に取り組みながらイベントを開催します。

【みなさまへのお願い】
・体調がすぐれない方、身近に感染もしくは感染の疑いのある方はご来場をお控えください。
・マスク着用またはハンカチで口を覆う等の咳エチケット、入場時の検温、アルコールでの手指消毒などにご協力ください。(マスクの着用が推奨されない乳幼児や障害者へはご配慮をお願いします。)
・事前予約はございませんが、混雑時は入場制限を行う場合がございます。
・新型コロナウイルス感染拡大状況等により、会期等が変更となる可能性があります。最新情報は当ウェブサイトをご覧ください。

【わたしたちの取り組み】
来場者およびスタッフの安全確保のため、以下の対策を実施します。
・手指消毒液の設置
・スタッフのマスク着用
・来場者が利用・接触する場所の清掃・消毒
・施設内の換気

高架下スタジオSite-Aギャラリー

住所|横浜市中区黄金町1-6先
時間|13:30〜19:00

アクセス|
京急線「日ノ出町駅」または「黄金町駅」より徒歩5分
JR/地下鉄「桜木町駅」より徒歩15分
JR「関内駅」より徒歩15分
地下鉄「伊勢佐木長者町駅」より徒歩10分

ハツネウイングA

住所|横浜市中区黄金町1-6先
時間|13:30〜19:00

同時期開催のイベント

「=subtraction」「=addition」

2023/2/7(火)〜2/12(日)、2023/2/14(火)〜2/19(日)

黄金町エリアマネジメントセンター

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