今日、美術館ではプロジェクター投影された映像のアート作品が当たり前のように展示されています。そのような状況はいつ頃から、そして黎明期はどのようなアーティストが、どのように活動したのでしょうか。
本講座は映画やテレビと違ったメディア史としてビデオアートの歴史から、映像作品を作り始めたパイオニア的存在のアーティストについて、アーティストの瀧健太郎が紹介し、彼らの証言を検証していくアート講座です。
2013年に瀧が現代企画室より出版した、初期の日本のヴィデオアートのインタビュー集「キカイデミルコト -日本のヴィデオアートのパイオニア-」を軸に、国内の映像を使ったアートとしてのヴィデオアートの黎明期を、時代・アーティスト・テーマや社会状況ごとに解説を加えていきます。
参考:「キカイデミルコト -日本のヴィデオアートのパイオニア-」の予告編映像
スケジュール
2023年11月15日(水) 映像と美術の戦後の状況とビデオ技術の誕生
2023年12月20日(水) ナムジュン・パイク、1970年大阪万博とビデオひろば
2024年1月17日(水) 1980年代以降とそれぞれの活動、その後の世代への系譜
※全3回のシリーズです。いずれか1回のみの単発受講もできます。
時間
18:30~20:00
会場
高架下スタジオSite-D集会場(神奈川県横浜市中区黄金町1丁目)
受講料
1,000円/回
定員
30名程度
持ち物
なし
講師
瀧健太郎
1973年大阪生まれ。建築物や家電廃材のアッサンブラージュで制作したオブジェへの夜間の映像投影を行なうインスタレーションやパフォーマンスを制作。1996年、武蔵野美術大学大学院造形専攻映像コース修了、2002年、文化庁派遣芸術家在外研修員としてドイツ・カールスルーエのZKM内の美術大学HFG-Karlsruheにてビデオ/メディア芸術の制作と研究、2003年、ポーラ芸術振興財団在外派遣芸術家として独同上施設で研修、2019年、横浜国立大学大学院後期博士課程都市イノベーション専攻修了。飯村隆彦のアーカイブ・プロジェクトと展覧会の企画を2022年に開始。東海大学教学部芸術学科特任講師。横浜黄金町のスタジオを拠点に活動中。www.takiscope.jp
申込
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