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2022/07/05(火)Self Introduction −新しい黄金町のアーティストを紹介します−展Apply for the exhibition for new artists in Koganecho "Self Introduction"

黄金町エリアマネジメントセンターでは、毎年アーティスト・イン・レジデンスの募集を行なっています。このような状況下のため、新しいアーティストのみなさんは、従来の黄金町では当然の出来事だった、お互いの交流の機会もなく、以前からレジデンスしているアーティストとも顔を合わせる機会もほぼないまま経過してきました。
また、地域の皆さんへの紹介もできていません。今回、自己紹介という意味を込めて、新しくレジデンスに参加したアーティストの作品を紹介いたします。

ディレクター 山野真悟

開催概要

Self Introduction −新しい黄金町のアーティストを紹介します−展
会期|2022年7月8日(金)〜7月31日(日)
時間|13:30〜19:00
会場|高架下スタジオSite-Aギャラリー
休場日|7月11日(月)、19日(火)、25日(月)
主催|特定非営利活動法人黄金町エリアマネジメントセンター
※入場無料

参加アーティスト

《Vampirismo》 Graphite on paper, 24x17cm, 2021

チャロ・ズリタ
Chalo Zurita

エクアドルのサン・フランシスコ・デ・キト大学(USFQ)にて現代美術を学ぶ。思弁的実在論、宗教人類学、記憶の政治、ポスト・フォトグラフィなど関心は多岐にわたる。作品は、コミュニティ、領土、歴史、社会、記憶など人類の社会的歴史的進化の間を交差する関係性とそのダイナミズムを問うものである。

《Seclusion Edict》 digital print, dimensions variable, 2022

クラオシチャ
cnáimhseach


「Seclusion Edict(隔離命令)」は、「MOUNTAINS OF FLAME AT THE EDGE OF A GREY DESERT(灰色の砂漠の果てにある炎の山々)」シリーズ(謝辞Om Lekha)の2020-2022年の作品である。社会的に管理された進歩主義における平凡な正統性や、悪意のある被害者中心的な操作、陳腐な倫理観からの、効果的な脱却プログラムである。

《Petals – Made in Koganecho》 水干絵の具、墨、胡粉、箔、膠、和紙、木製パネル, 41×31.8cm, 2021-2022

福井祐介
YUSUKE FUKUI

1971年 富山市生まれ
1991年よりハンガリーブダペストにて制作
1998年にハンガリー国立美術大学絵画専攻修士課程卒業
1998年よりハンガリー造形美術協会会員
2010年よりハンガリー国立銀行クラブ会員
2015年ブダペストKiscell美術館にて個展「Tesla-Fukui Yusuke」他 1993より現在まで、ブダペスト、ウィーン、ボン、東京、富山、新潟、名古屋などで個展 グループ展出展
2021年9月より黄金町アーティストインレジデンス参加。
自然-都市、人の営みの痕跡、網膜記憶、過去-現在などに興味があります。

《Owl Girl》 Acrylic & Cray-pas on Canvas, 60×50cm, 2017

橋村至星
Shisei Hashimura


1991年 The School of Visual Arts、Fine Art学部卒業、1993年 New York University 大学院Studio Art修士課程修了。1999年 「INNERLANDSCAPE (remix)」、Gallery Side 2、東京、2008年 「Near Future」、2011年 「Where is the Arcadia?」、2017年 「梟娘」、Gallery Lara Tokyo、東京 2015年 「Summer Time Blues」, Launch Pad Gallery, 横浜、2021年 個展「ART & MUSIC」(「さかえdeつながるアート」主催)、 横浜市栄区民文化センターリリス、横浜 。グループ展国内外多数。2007年 、2010年、2011年、2017、2019年、2020年 2021年 BankART Studio NYK、 BankART SILK、BankART Temporary、BankART Stationでアーティスト・イン・レジデンスプログラム参加、横浜、2012年~14年ハンマーヘッドスタジオに参加、横浜 、2021年〜現在 黄金町アーティスト・イン・レジデンスに参加中、2011年~現在 「ダンサーを迎えてのクロッキー会」主催 。

《Untitled_21_6》 油彩、リネン, 24×33cm, 2021

小林誠一
Seiichi Kobayashi


クリエイティブコーダー。プログラミングを用いて様々な領域で制作を行なっている。近年では主に、プログラミングによって生成された画像をもとにシルクスクリーンを用いて絵画を制作している。厚みをもった絵の具によって形作られた複雑なパターンはコンピュータによる演算の痕跡を残しつつ、手作業によって生ずる即興性をもっている。画面の構成においてはいわゆる琳派の作品から大きな影響を受けている。ウェブサイトhttps://www.seiichikobayashi.com

《無題(パッチ)》 アーカイバルピグメントプリント, 33.4×50.8cm, 2021

宮地祥平
Shohei Miyachi


宮地祥平 (1989年静岡生) はコミュニケーション、アイデンティティ、パフォーマンスのテーマを中心に制作を続ける写真家である。School of Visual Artsより美術学士号 (写真専攻) 、Pratt Instituteより美術修士号 (写真専攻) を取得。近年の展示に「Shohei Miyachi and Context」MATTE HQ (ニューヨーク) 2021年、「Clandestine – The Human Body in Focus」コブラ近代美術館 (アムステルダム) 2021年、「Blow」The Container (東京) 2021年などがある。

《No time to die (in october) II》 mixed media, 50×65cm, 2021

太田るなシャワ
Ota Luna Shawa


1996年福岡生まれ、ブリュッセル 育ち。高校卒業後イタリアへ移る。 2021年にイタリア・ウルビーノ美術大学版画科修士課程卒 。 現在は日本を拠点に人物画をはじめとした絵画制作に励む。
「人物の背後にある潜在意識や感情、その他果てしない「影」の可能性に押しつぶされつつ感心 しながら絵を描いていました。最近「時間」というまた別の次元を認識し、制作範囲がさらに広 がりました。過去の見方を変えて真実と虚偽、冒涜と敬意、リサイクルとコピー、スーパーマー ケットと聖域の境界を曖昧にして楽しんでいます。」

《Defensive warrior》 木材パネル、写真コラージュ, 51.5×72.8cm, 2019

瀧健太郎
Kentaro Taki


1973年大阪生まれ。参加展に「C/Sensor-edScape」(2017年、トーキョーワンダーサイト本郷)、「非常持続——環境的黙示録」(2017年、銀川現代美術館、中国・銀川)「Aland of Happiness野景」
(2019年、台北国際芸術家村トレジャーヒル、台湾)、「窃視症マシン」(2020年、MORIYUGALLERY、京都)など。

《揺れるしずく》 花紙、澱粉糊、糸、木片、岩絵の具、膠, 55×50×12cm, 2022

てるぬまあきこ
Akiko Terunuma

1990年前後から「息づかい・呟き・溜息、影と光などの感性が息づく生命の姿」を自然の生態系にそった素材で可視化する立体を制作。1998年第17回安田火災美術館奨励賞展。2000年那須野が原国際彫刻シンポジウムin大田原2000AIR。2005年から、地球の自然やものと対話する関わりを、横浜・神奈川の多様な認定こども園・保育園・福祉施設にて取り組む。関東学院大学教授。

《病院通りの野草(自分に絡み付いていた草)》 陶, 21.5x14x18.6cm, 2019

楊 珪宋
Keiso Yo


街に咲く野草と人の形態や宿命のようなものを重ね合わせ、その時のテーマ(自身に起きた大きな出来事)から着想を得て、陶を用いて作品を制作。
近年は、友人の死、妊娠、流産、出産、育児が立て続けにあった事から、命を「自分の力ではどうにもならない自然現象」と位置づけ、それを軸に制作に取り組んでいる。

黄金町エリアマネジメントセンターでは、新型コロナウイルス感染症予防対策に取り組みながらイベントを開催します。

【みなさまへのお願い】
・体調がすぐれない方、身近に感染もしくは感染の疑いのある方はご来場をお控えください。
・マスク着用またはハンカチで口を覆う等の咳エチケット、入場時の検温、アルコールでの手指消毒などにご協力ください。(マスクの着用が推奨されない乳幼児や障害者へはご配慮をお願いします。)
・事前予約はございませんが、混雑時は入場制限を行う場合がございます。
・新型コロナウイルス感染拡大状況等により、会期等が変更となる可能性があります。最新情報は当ウェブサイトをご覧ください。

【わたしたちの取り組み】
来場者およびスタッフの安全確保のため、以下の対策を実施します。
・手指消毒液の設置
・スタッフのマスク着用
・来場者が利用・接触する場所の清掃・消毒
・施設内の換気

高架下スタジオSite-Aギャラリー

住所|横浜市中区黄金町1-6先

アクセス|
京急線「日ノ出町駅」または「黄金町駅」より徒歩5分
JR/地下鉄「桜木町駅」より徒歩15分
JR「関内駅」より徒歩15分
地下鉄「伊勢佐木長者町駅」より徒歩10分

黄金町エリアマネジメントセンター

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