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2025/05/20(火)黄金町AIRオープンスタジオKoganecho AIR Open Studio

黄金町エリアマネジメントセンターには、国内外多数のアーティストが滞在しています。
彼らは黄金町の特徴ある建物を制作スタジオとして使いこなしながら、日々制作活動を行っています。
路地を歩きながらアーティストの制作空間を訪れ、彼らの世界に触れてみませんか?

多数のクリエイター、アーティストによるオリジナルグッズが集まる「のきさきアートフェア」、地域商店やパン、コーヒーが並ぶ「はつこひ市場」も同時開催。また、高架下スタジオSite-Aギャラリーでは中国前衛美術家展「非常口」1991文献展も開催中です。ぜひ足をお運びください。

※マップは当日、受付にて配布いたします。

Koganecho Area Management Center is home to many artists from Japan and abroad.
They use the distinctive buildings of Koganecho as studios for their daily production activities.
Why don’t you walk through the alleys and visit the artists’ production spaces and experience their world?

The “Nokisaki Art Fair” featuring original goods by many creators and artists, and the “Hatsukohi Marche” featuring local stores, bread, and coffee will be held at the same time. In addition, The 1991 Documentary Exhibition of Chinese Avant-Garde Artist Exhibition “Exceptional Passage” will be held at Site-A Gallery beneath the railway. Please come and visit.

*Maps will be handed out at the reception desk on the day.

開催概要

「黄金町AIRオープンスタジオ」
日程|2025年5月25日(日)
時間|11:00〜
会場|各AIRアーティストのスタジオ
※参加無料、予約不要
※終了時間は各アーティストにより異なります。

オープンスタジオツアーを開催します!
日時|2025年5月25日(日) 13:30~(1時間ほど)
集合場所|高架下スタジオSite-Aギャラリー
※参加無料、予約不要

Outline

“Koganecho AIR Open Studio”
Date|May 25(Sun.) 2025
Time|11:00~
Venue|Each AIR artist’s studio
※Admission free / No reservation needed
※Ending times vary by artist

Open Studio Tour
Date & Time|Saturday, May 25, Sunday, from 1:30 PM (approx. 1 hour)
Meet-up Venue|Site-A Gallery Beneath the Railways
*Free admission, no reservation required

参加アーティスト Participant Artist

橋村至星 Shisei Hashimura
ミニギャラリーB:11:00-15:00

京都府生まれ。1986年~1988年東京造形大学美術Ⅰ類絵画科在籍。1988年~1997年NY在住。1991年The School of Visual Arts、Fine Arts学部卒業。1993年New York University大学院芸術学部修士課程終了。帰国後は東京と千葉在住、2021年から神奈川を拠点に活動。日常風景の中に生きる人々と、そこに潜む違和感を絵画作品に描く。1999年 Gallery Side2、2015年Launch Pad Gallery、2017年Gallery Lara Tokyo、2021年横浜市栄区文化センターリリスで個展。都筑アートプロジェクトに2015年から毎回参加。2020年〜2021年BankART AIR4回参加。2021年から黄金町AIR参加。2011年から現在まで横浜と東京で「ダンサーを迎えてのクロッキー会」主催。

オープンスタジオ期間中には、カラフルなアウトドアコードを使って携帯ストラップを編むワークショップを開催します。材料費込みで参加費は2,000円、所要時間は約2時間です。

井上幸子 Sachiko Inoue
初音テラスA:11:00-18:00

現在、夢をモチーフに写真の古典技法を使って主に制作活動をしております。
今回のオープンスタジオでは、サイアノタイプの制作でガラスに加えて、様々な素材で作品を試しております。

梁凱棋 Hoi ki Leung
Hatsune Wing C-2:11:00-15:30

香港生まれ、台北在住。日常生活における記憶や移動文化に着目し、写真・版画・インスタレーションなどの手法を通して、物・イメージ・場所の関係性を可視化する作品を制作しています。
近年は「水の記憶と流動性」を主題に、日本各地の水環境にまつわるフィールドリサーチを継続中。2025年4月には、琵琶湖から鴨川、地下水脈、瀬戸内海の島々、横浜港に至るまで調査を行い、多層的な視点から制作を展開しています。現在の作品では、写真アーカイブと版画技法を組み合わせ、個人の記憶や歴史の断片を再構築しています。今回は、「水」をテーマとした近年の調査および創作素材を展示予定です。琵琶湖、鴨川、地下水、瀬戸内海、横浜港に関するフィールドワークに基づく図像資料、記録ノート、試作作品などを公開します。
水の流れを感覚的な導線とし、記憶と地理の交差点を探ることで、観者が映像と資料の交錯を通して、文化が水とともに移動し、風景に痕跡を残していく様を感じ取れる場を目指します。

Xeem Noor ジーム·ヌール
山本アパート:11:00-17:00

Xeem Noor(ジーム・ヌール)は、マレーシア・クアラルンプール出身の現代テキスタイルアーティストで、建築と美術のバックグラウンドを持ちます。彼女の現在の作品は、編み物、かぎ針編み、刺繍、水彩などの技法と素材を用いながら、「間主観性」「生活世界」「記憶」「人格」「視覚的表現」「感覚的表現」といったテーマを探求しています。

Xeemのオープンスタジオは、これまでの制作を共有することで、黄金町のコミュニティとのつながりを深める機会でもあります。彼女は現在、滞在先である山本アパートという空間に反応しながら制作を進めており、その成果は7月に小規模な個展として展示される予定です。

また、今回のオープンスタジオでは、来場者にプロジェクトへの参加・協力も呼びかけています。地域の希望者の方々の「手」を写真に収めたいと考えており、それは、何か大切なものを持っている姿や、日常的な習慣の中にある手の形(例:ガーデニング、料理、創作活動、ペットを撫でる、赤ちゃんを抱くなど)を捉えるものです。

撮影した写真は、今後マレーシアで開催される展覧会に向けての新作シリーズの素材として使用される予定です。

藤巻瞬 Shun Fujimaki
黄金ミニレジデンスH-2:11:00-20:00

1993年神奈川県生まれ。2019年和光大学表現学部芸術学科卒業。2024年12月より黄金町AIRに参加。写真と映像を用い時間の経過や、それに伴う変化をテーマに制作をしている。
今回のオープンスタジオでは、ゲストに平岡希望さんをお呼びしてます。平岡さんが執筆した『平岡手帖』から抜粋した文章と藤巻の作品を展示します。

*アーティスト自身も3日間のオープンスタジオを計画しており、詳細はウェブサイトをご覧ください。
https://koganecho.net/event/20250523_fujimaki

馬延紅(マー・イェンホン) Ma Yanhong
黄金スタジオC:11:00-15:00

2002年、中国中央美術学院油画科を卒業。写実的な技法を用いて、同年代の若い女性を等身大のセミヌードで描いた先駆的な作品で有名になる。これらの作品は高い評価を受け、その後20年にわたる彼女の創作活動の基礎となった。中国の前衛芸術グループ「N12」のメンバーとして活動している。

2020年末、横浜に拠点を移した彼女は、作品のスタイルを転換した。コラージュのテクニックを使い、アニメの要素を絵画に取り入れ、イマジネーションとファッション・カルチャーを融合させた女性の身体を描く。 絵画に加え、彼女の個人的なプロジェクト「タイム・トラベラー」は、1970年代の中国の人形のデザインと制作に焦点を当てている。絵画、インスタレーション、映像など様々なメディアを通して、人形にまつわるテーマを探求・提示し、中国の社会力学や急速に進化する社会の現実を反映している。

黄金町エリアマネジメントセンター

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