10月23日(日)※終了しました

バザールトーク《窪田研二×村田真×山野真悟 「プライベートとパブリックアートの境界」》

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黄金町バザール2016では新たな試みとして、いつもの展覧会形式に加え、「黄金町アーティスト・ライフ!(ウィンドウ展示)」「バザールコレクターズ」という2つの企画に取り組んでいます。「黄金町アーティスト・ライフ!」は、黄金町のレジデンスアーティストが自分のスタジオを部分的に公開し、作品展示を行うもの、また、「バザールコレクターズ」は黄金町エリアの住民の自宅や店舗、オフィスに作品を展示するプライベートな展覧会です。
今回の試みは、黄金町においてアートを介したまちの再生を進める中、地域住民のアートへの関心を高め、今後、アートを「まちの公的財産」として位置付けるために始めたものです。
本トークでは、アート作品やアーティストが地域と共存し、共生していくための実践と課題、そして今後の展開について議論します。

【登壇者】
窪田研二(インディペンデントキュレーター)
村田真(美術ジャーナリスト)
山野真悟(黄金町バザールディレクター)

本イベントは開始時間が18時〜へ変更になりました
日程2016年10月23日(日)
時間18時~
会場高架下スタジオSite-D集会場(横浜市中区黄金町1-2番地先)
参加費無料
定員なし

【登壇者プロフィール】
窪田研二(インディペンデントキュレーター)
上野の森美術館、水戸芸術館現代美術センター学芸員を経て2006年よりインディペンデント・キュレーターとして活動。2008年KENJI KUBOTA ART OFFICE、2010年SNOW Contemporary設立。政治、経済といった社会システムにおいてアートが機能しうる可能性をアーティストや大学、企業などと協働し、様々な文化的フォーマットを用いて試みている。「X-color グラフィティ in Japan」(水戸芸術館現代美術センター、2005年)、「マネートーク」(広島市現代美術館、2007-2008年)、「Twist and Shout」(BACCバンコク、2009-2010年)、「六本木クロッシング2010--芸術は可能か?」(森美術館、2010年)、「Red Bull Music Academy: ART Exhibiton」(レッドブル・ジャパン、2014年)、「Don't Follow the Wind」(福島の帰還困難区域内某所、2015年-)他、国内外の展覧会キュレーションを多数手がける。
http://www.officekubota.com/


村田真(美術ジャーナリスト)
1954年、東京生まれ。東京造形大学卒業。『ぴあ』編集部を経てフリーランスの美術ジャーナリスト。おもな著書に『美術家になるには』『アートのみかた』など多数。2005年から絵画制作を再開し、ナディッフギャラリー、BnakARTスタジオNYKなどで個展。東京造形大学・慶応義塾大学非常勤講師、BankARTスクール校長を務める。


山野真悟(黄金町バザールディレクター)
1970年代より福岡を拠点に美術作家として活動。同時に、IAF芸術研究室を主宰、展覧会企画等をおこなう。1990年より街を使った美術展「ミュージアム・シティ・天神」をプロデュース。2008年より黄金町バザールディレクター。2009年黄金町エリアマネジメントセンター事務局長就任。

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