【コメンテータープロフィール】
木村絵理子(横浜美術館主任学芸員)
横浜美術館主任学芸員。現代美術の展覧会を中心に企画。また2005、2014、2017年のヨコハマトリエンナーレを担当。横浜で企画開催した主な企画展に、「Welcome to the Jungle 熱々!東南アジアの現代美術」展(2013年、熊本市現代美術館)、「奈良美智:君や僕にちょっと似ている」展(2012-13年、青森県立美術館ほか)、「高嶺格:とおくてよくみえない」展(2011年、広島市現代美術館ほか)、「束芋:断面の世代」展(2009-10年、国立国際美術館)「金氏徹平:溶け出す都市、空白の森」展(2009年)ほか。
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村田真(美術ジャーナリスト)
1977年東京造形大学絵画専攻卒業。ぴあ株式会社入社、『ぴあ』美術欄を立ち上げる。1984年退社。ロンドン遊学後フリーランスの美術ジャーナリストとして活動。おもな著書に『アートのみかた』、訳書にジュード・ウェルトン著『絵との対話』、編著に『社会とアートのえんむすび』など多数。東京造形大
学・慶応義塾大学・実践女子大学非常勤講師、BankARTスクール校長を務める。2005年より絵画制作を再開。
山野真悟(黄金町バザールディレクター)
1971年美学校銅版画教場卒。1970年代より福岡を拠点に美術作家として活動。また、IAF芸術研究室を主宰、展覧会企画等をおこなう。1990年より街を使った美術展「ミュージアム・シティ・天神」をプロデュース。その後も「まちとアート」をテーマに、アート企画、ワークショップ等を多数てがける。2005年「横浜トリエンナーレ2005」ではキュレーターを務めた。2009年黄金町エリアマネジメントセンター事務局長に就任。2008年より黄金町バザールディレクター。