主催
2024/6/15(土) 14:00〜15:00
【終了】吳柏葳(ウ・ボウェイ)ワークショップ「一体何が今日の黄金町をこれほどに変え、魅力あるものにしているのか?」

今回黄金町バザール2024に招待されたアーティスト、吳柏葳(ウ・ボウェイ)は、1か月で作品を制作し、展示を完成させました。彼はリチャード・ハミルトンの作品タイトルを引用しましたが、皮肉の意味ではなく、真剣に「何今日の黄金町をこれほどに変え、魅力あるものにしているのか?」と問いかけます。この問いをもとに、彼は現地のアーティストや黄金町エリアマネジメントセンター(KAMC)のスタッフとの交流、歴史資料の調査を通じて、何人かの人物を選び、絵画の対象として展示しました。
展示は終了しましたが、吳柏葳は最初の問いが彼の心に残っているため、地元の人々を招待し、このワークショップを通じて、その問いをみんなと一緒に考えることにします。彼が撮影した写真やKAMCのSNS上の写真を素材に、参加者が重要だと思う人物や物を写真から切り取り、アーティストが用意したポスターに貼り付け、自由にテキストや落書きを書き加えます。完成後、アーティストが参加者の肖像を撮影し、ポスターに描き、作品を完成させます。
イベント終了後、アーティストは手作業で仕上げを行い、共同制作作品を完成し、参加者にA4サイズの印刷物を差し上げます。

※ワークショップで使用されるポスターは、黄金町バザール2024のメインビジュアルをベースに、ぼかしや各種の加工処理を施して作成されます。参加者の肖像も同様です。
ワークショップで使う写真をぼかし、印刷し、参加者が切り貼り作業を行います。
素材の持ち込みも可能です。

吳柏葳(ウ・ボウェイ)によるワークショップ
「一体何が今日の黄金町をこれほどに変え、魅力あるものにしているのか?」

日程|6/15(土) 14:00-15:00
会場|高架下スタジオSite-D集会場
※参加無料、事前予約不要

吳柏葳(ウ・ボウェイ)

1999年台湾、基隆市生まれ。現代の絵画技術の応用を中心とした作品を制作し、視覚体験に対する潜在的な反応を掘り下げる。現地で絵画技法を多く活用し、作品、空間、鑑賞者の間のダイナミックな関係に対して絵画という媒体を用いて制作する。イメージの介入を通じて、従来の枠組みを超えて鑑賞者と作品との間に予期せぬつながりを育むことを目指す。彼の概念的かつ形式的な探求は、現代絵画に内在する多様な可能性を見出すことを目的とする。

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