1987年台南(台湾)生まれ、台北(台湾)拠点。2010年国立中正大学卒業。2019年シカゴ美術館附属美術大学でMFAを取得。2010年から映画業界に参画し、長編映画、短編映画、ミュージックビデオ、広告など、数百本以上の映画制作に携わる。映画の実験的な手法や映画的なインスタレーションの手法を用いて、冷戦時代のいくつかの世界的な歴史的瞬間の影響や、歴史の反復的なサイクルを明確にする作品を制作。特に1949年以降のディアスポラに焦点を当てている。イデオロギー的な国家機構の中で人々がどのように生き残ったか、大きな構造が消滅した後の「均質で空虚な時間」を提示することで、現在の台湾のイデオロギーがどのように形成されているかを探っている。
主な展覧会に「Shikoukairo III: Patterns of Thought」(Zhuo B Art Center、シカゴ、米国、2021年)、「White Chengzhong Human Rights Art Exhibition」(Now Studio、台北、台湾、2020年)。