[九州] ハシグチリンタロウ

Lintalow Hashiguchi

《SO MANY LIFE, SO MANY DEATH》2023

10代の頃パンクロックに衝撃を受け、2004年より言葉を用いた表現活動を開始。戦後の前衛芸術運動、特に書家・井上有一の「書は万人の芸術である」という考えに触発され「紙と鉛筆があればタダでできる一番簡単な芸術」「日常を生きるためのエネルギー」として書を展開。日々生活の中で閃くインスピレーションを断片的な言葉でノートに書き付けており、それらが生き物のように融合したり変化して生まれる作品群は、WORD MUTANT(ワードミュータント)と呼ばれている。安価なタオルを筆記具として用い、高速なPUNKさながらに一気呵成に書き上げるスタイルは、現代の、文字が活字や画面上に打ち込まれるだけの単なる記号になってしまった状況の中で、異質な存在感を放つ。

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