*Information in English
アートとは何か、なぜアーティストは作品を作るのか、あなたは考えたことありますか？アートは生活における様々な根本的要素に関係しています。このイベントは、アートを鑑賞し、アートについて聴き、アートに対するあなたの意見や、なぜアートは存在するのかといった疑問を共有し、アートの新たな側面を発見する機会を提供します。美術の専門分野だけでなく、他の分野からの視野も交え、アートについて語り合いましょう。
イベントではまず、参加者全員で黄金町を拠点に活動するアーティストの作品を鑑賞後、皆藤章氏と中野仁詞氏によるレクチャーを行います。皆藤章氏は臨床心理学士であり、「絵画療法」の実践・研究から、人の内面的思想や無意識がどのように色や形、表現に現わされるのか、を読み解いて頂きます。中野仁詞氏は国内外で多くの展示を手がけてきた経験から、アーティストと社会を繋ぐ役割や感情を元にした作品の社会における重要性について語って頂きます。その後、これらを踏まえて参加者全員でディスカッションを行います。ゲスト、地元アーティスト、一般を交えて面白い会話ができることでしょう。
是非あなたもこの企画に参加して、あなたの意見を共有してみませんか？きっとアートをより身近に感じ、アートの新たな一面を発見できることでしょう。
(日本語、英語の同時通訳あり)
日時：2017年10月28日(土) 13:00-16:00
会場：高架下スタジオSite-D集会場 (横浜市中区黄金町1-2番地先)
入場料：黄金町バザール2017パスポート (700円)
参加申込：必要 ※下記フォームからお申し込みください
定員：20名 ※当日空きがあれば受付けます
ゲスト：皆藤 章(臨床心理学者）、中野仁詞（キュレーター）
アーティスト：
Atsuko Nakamura x 陳亭君（チェン・ティンチュン）
ゲストプロフィール：
皆藤 章(かいとう あきら)
臨床心理学者。京都大学教育学研究科教授。科学を志し工学部に入学するが挫折を味わい教育学部に転じ、河合隼雄氏に出会い、生涯の恩師と決め師事し、臨床心理学を志す。スーパービジョンや風景構成法の実践・研究において独自の新たな知見や視座を多く提供している。著書は1994 『風景構成法: その基礎と実践』 誠信書房ほか多数。
中野仁詞（なかのひとし）
キュレーター。神奈川芸術文化財団に勤務。
言語表現、現代音楽、現代美術など幅広い分野の事業を企画。
これまでの企画は、音楽詩劇「生田川物語－能「求塚」にもとづく」、アルマ・マーラーとウィーン世紀末の芸術家たち、第56回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展2017日本館、塩田千春「掌の鍵」（てのひらのかぎ）のほか多数。
慶応義塾大学大学院美学美術史学専攻前期博士課程修了。
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