2025/9/14(日) 14:00〜16:00
【終了】[トークイベント]ネットワーキングから共生へ:アジアのAIRが結ぶ場と人 1

黄金町は長年にわたり、アジアのアーティスト・イン・レジデンスと互いに助け合う友好関係を築いてきました。今回の「From Networking to Coexistence」トークイベントは2日間にわたり開催され、各国の8名のディレクターを招き、それぞれのレジデンスの特色を紹介し、今後の協力の可能性について議論します。アーティスト・イン・レジデンス同士の協力は、内部やアート業界だけでなく、地域の住民や社会とも密接に関わっています。今回の2日間のトークを通じて、各レジデンス機関が互いに学び合い、協力の可能性を探るとともに、観客の皆さまには各国のアーティスト・イン・レジデンスの状況を垣間見る機会を提供したいと考えています。
ネットワーキングから共生へ:アジアのAIRが結ぶ場と人 1
日程:9月14日(日)
時間:14:00〜16:00
登壇者: 蔡麗媛(中国)、李育萱(台湾)、Nguyễn Tú Hằng(ベトナム)、西野慎二郎(日本)
通訳:野本あけみ
※事前申込不要
*黄金町バザールチケット(1000円)の提示が必要。
内容:
山野さん挨拶:なぜ各国ディレクターを集めたいのか。(5分)
各施設の紹介(1人ずつ10分)
どのように資源を活用してアーティストを支援しているかについてのディスカッション(1人ずつ5分程度)
今後の連携や協力の可能性についての意見交換(全体10分)
※時間は通訳含めてない
登壇者
蔡麗媛(サイ・リーユエン)
中国・成都在住。2017年から2019年まで、A4美術館の学術・展示部門キュレーター兼責任者を務める。2020年以降は、A4レジデンス・アートセンターのディレクターとして、国際アーティスト・イン・レジデンス・プログラム、パブリック/コミュニティ・アート・フェスティバル、現代美術展およびプロジェクトを統括している。A4は13年間にわたり、37か国以上から193名のアーティストを招聘し、レジデンス成果を紹介する80件以上の展覧会を開催してきた。フランス文化センター(Institut français)、ゲーテ・インスティトゥート中国(Goethe-Institut China)、プロ・ヘルヴェティア上海(Pro Helvetia Shanghai)、res artis、TransArtistsといった国際的な機関との長期的パートナーシップを構築することで、A4は中国における最も長く継続し、かつ専門性の高いレジデンス・プログラムのひとつを発展させ、都市や地域文化の推進、そして国際的な交流の深化に寄与している。
現在の関心領域は、アート・プランニングと実践のローカライズされた変容、公的アートと都市/地域開発との関係、学際的ネットワーキング、コミュニティに根差した参加型アートなどである。国内外のレジデンス・プログラム、実験的アートの取り組み、パブリック・アート・プロジェクトに関する広範な調査を行い、アート・プログラムと空間開発、地域産業を結びつける戦略を探求している。
代表的なプロジェクトには、《RE-CREATE: Residency Art Season》(2024)、成都クリエイティビティ&デザインウィークにおける《International Residency & Citywalk》(2023)、《LUXELAKES Community Art Festival》(2020–2022)、A4美術館での個展《王郁洋》(2019)、《廖明明》(2019)などがある。
李育萱(リ・イクセン)
リ・イクセンは、台湾アートスペース連盟(2024–2026)のディレクターであり、Accton Arts Foundationの副事務局長、さらに新竹市鉄道倉庫アートサイトのディレクターを務めている。2010年以降から、台湾、日本、フィンランドにおいてプロジェクト・マネージャーとして活動してきた。学際的アプローチのプロジェクトを主導・調整し、共通理解を築く能力に優れている。
Nguyễn Tú Hằng(グエン・トゥ・ハン)
グエン・トゥ・ハンは、アーティスト・イン・レジデンス・ベトナム・ネットワーク(AiRViNe)の創設者であり、文化的モビリティやレジデンス・プログラムに関する研究に取り組んでいる。また、アーティストのエコシステムを支援する非営利団体「ハノイ・グレープヴァイン」のディレクターも務めている。
グエンは、日本の立命館アジア太平洋大学で国際経営学の学士号を、韓国の西江大学で国際ビジネスおよび東アジア研究の修士号を取得している。2014年から2020年にかけて、ペンネーム「Zelda」で複数の短編小説や詩集を発表した。
2017年以降、先鋭的な若手音楽グループと協働し、教会やその他のオルタナティブかつインディペンデントな空間においてクラシック音楽のコンサートやリサイタルを開催。2020年から2023年までは、ヴィンコム現代美術センター(VCCA)で教育部門キュレーターを務めた。2023年には、展覧会プロジェクトを支援するオープン・コレクティブ「ddur.production」を共同設立。2024年には、台湾のアジア交流基金会による「2024年東南アジア芸術文化実務者国際交流プログラム」特別賞を受賞し、さらに韓国文化財大学にて「有形文化財保存修復」フェローシップを得た。
西野慎二郎
ガスアズインターフェイス株式会社 代表取締役
1996年に新しいアートとデザインのアイデアを世界中から集める媒体として「GASBOOK」創刊。2004年に国内外のクリエイターと社会・企業を接合するプラットフォームとして同社設立。2006年より東京 西麻布で「CALM & PUNK GALLERY」を運営している。アートの複合施設「GASBON METABOLISM」を2022年8月に始動させた。