黄金町バザール2015

横浜市・成都市 アーティスト・イン・レジデンス交流事業

公益財団法人横浜市芸術文化振興財団(日本・横浜市)とA4 Contemporary Arts Center(中国・成都市)と認定NPO法人黄金町エリアマネジメントセンター(日本・横浜市)による、文化芸術活動交流事業です。

横浜市は現在、「文化芸術創造都市(クリエイティブ・シティ)・横浜」構想の実現と、アジア各都市との文化交流をすすめるための様々な文化事業を展開しています。本交流事業は、その趣旨に鑑み、アジアを拠点に活動する新進アーティスト・ディレクター等に制作と発表の機会を提供することで、彼らの活動を支援することを目的としています。また、アーティスト等が一定期間横浜で滞在制作を行うことで、横浜市が目指す「創造界隈」の形成に寄与すると同時に、滞在アーティストと市民との交流を通し、文化芸術の持つ「創造性」を生かした地域づくりの一助となることを目的としています。
「黄金町バザール2015」では、横浜市と成都市の双方の都市に派遣されたアーティストの滞在制作をとおした作品を発表します。

アーティスト

《The Isometric》2014年 / X線フィルム、草、木
ザン・ジン/Zhang Jin (中国・成都)

[横浜市・成都市 アーティスト・イン・レジデンス交流事業]
2008年 NYU工科大学博士号終了、その後成都市(中国)に戻り、古代シルクロードの歴史を研究し、数十点の写真作品を制作。彼の興味はアートと他分野の領域を超えた図像である。最近の作品では現存するものと科学とをあわせたインスタレーションの作品が多く、真実を保留にし、新しい可能性を探っている。

《ミニチュア架空の町 黄金町》2015年/ スチレンボードにプロジェクションマッピング
吉本直紀/Naoki Yoshimoto (日本・横浜)

[横浜市・成都市 アーティスト・イン・レジデンス交流事業]
十年の渡米生活後、映画を軸とした様々な表現活動から実験、ドラマ、ドキュメンタリー、マルチパフォーマンス、演劇まで映画・映像表現の幅広い可能性を追求。2013年より黄金町へ活動拠点を移動。黄金町バザール2014で初インスタレーションに挑む。2015年7月、中国・成都へ2ヶ月のレジデンスプログラムに参加。